結婚式費用について|追加料金の仕組み(要注意)

結婚式の費用について|追加料金の仕組み(要注意)

結婚式の費用のイメージ

日本の結婚式は世界的に見てもかなり高額となっております。これには日本は経済的に豊かな先進国で、高級志向や体裁を重んじる文化が要因になっていると思われます。
また結婚式を提供する側も、本当に良いサービスの提供・満足をしてもらう為に費用が上がってしまう場合もありますが、売上確保・アップの為に過剰サービスとなってしまうことによる高額結婚式も多々あるようでうす。
ただ近年では、必要な内容のみをしっかりと組み入れ、無駄なサービスを取り除き予算を抑えて挙げる「格安結婚式」が注目を浴びてきています。

 

格安結婚式が流行るワケ!?

結婚式の平均費用が「約350万円」と言われるなかで、格安結婚式と呼ばれるウェディングは「200万円前後」で挙げられ、挙式披露宴の中身もしっかりしているとの理由から注目を浴びているようです。
<格安結婚式を提供している主なプロデュース会社>
スマ婚、今婚、楽婚、ゼロ婚、hama婚、タダ婚、会費婚
スマ婚・・・全国展開で提携会場も多数あり、知名度ではNo.1の格安結婚式プロデュース会社。ただ、追加料金が発生し、融通も利きにくいとの評判や口コミも寄せられている。
今婚・・・予算内での特典内容No.1で、当サイトでも口コミ・ランキングで1位となっている。コストパフォーマンスが大変優れており、サービス内容がわかりやすく、追加料金になりにくいシステムが確立されている唯一のプロデュース会社だ。
楽婚・・・自社で式場も持っており、アッパーソーンは自社式場へ、格安結婚式としては提携している式場へ送客プロデュースを行っている。
ゼロ婚・・・「自己負担0円」をモットーに結婚式をプロデュース。ただ、一つ一つをセレクトしていく方式なため、結果的には予算オーバーしてしまう口コミが見受けられた。

 

結婚式における初回見積もりと最終見積もり

格安結婚式における追加料金

結婚式の費用は、契約前の相談会のときや契約後の最初に出してもらう見積を「初回見積もり」と言います。
これに対して、結婚式の準備が整い最終的な総額で計算された内容のものを「最終見積もり」と言います。

 

ゼクシィ結婚トレンド調査2016(首都圏)によりますと、
初回見積もりから最終見積もりで金額が上がったと答えた人・・・82%
上がった平均金額・・・111.7万円

 

なっと8割以上の新郎新婦が約110万円もの金額が当初予定していたよりも多くかかってしまったとの事です。
信じられないほど金額がアップしておりますね。これではウェディング業界全体の評判や信用が無くなってしまう訳です。

 

初回見積もりから上がった理由

格安結婚式の初回見積もり

 

・料理を追加またらはランクアップをした
・ウェディングドレスとタキシードを追加またはランクアップした
・写真撮影やビデオ撮影などのオプションを付けた
・装花を追加またはランクアップした
・飲み物を追加またはランクアップした
・引出物や引菓子を追加またはランクアップした
・持込料金が色々とかかった
・演出を追加またはランクアップした
・列席者の人数が予定していたよりも増えたから
・親族写真やアルバムで追加料金がかかった
・披露宴の時間が延びて延長した
・その他

 

なぜ費用が上がるような仕組みになっている?

格安結婚式の失敗事例 
結婚式に限らず「良いものを安く」という思いの人がほとんどかと思います。
新郎新婦への結婚式説明をする際に、プランナーは見積もりを提出します。新郎新婦はいくつか相見積もりを取っていることがほとんどのため、その中で比較された際に「高いからやめておこう」となってしまっては契約に結びつきません。
そのため、初めは中身がスカスカな内容で「安く見せておく」というのが現状です。
その結果、安く契約を交わした分、後に売上アップとなりやすいような仕組みになっているのが「平均アップ金額110万円」となってしまう理由なのでしょう。

 

結婚式費用の上手な組み方

結婚式の契約を交わす前に、最高金額となる「初回見積もり」をもらっておく。そうすることによって予想外にあとから料金がアップしていくというのを、極力避けられるようになります。
特に上記に挙げた「初回見積もりから上がった理由」の内容については、予めどの程度のランクのものかをしっかりと確認しておきましょう。
今注目されている「格安結婚式」を提供しているプロデュース会社(スマ婚、今婚、楽婚etc)は、比較的追加料金が発生しにくい仕組みになっているので、その点は安心できますね。
また、出来る限り結婚式においての「要望や希望」を契約前にまとめておいて、プランナーに特典やサービスの確認等をしておくと良いと思います。比較的に、契約前ですと要望が通りやすく、契約後ですと全て別途料金対応となることがほとんどです。

 

結婚式の演出も選び方で予算は大きく変わる!

最新のテクノロジーや機材を駆使した演出などは高額な傾向があります。演出の目的にもよりますが、その目的にあった予算を抑えられる演出をしっかりとプランナーに相談したり、自身で色々と調べて「知る」ことが大切かと思います。