

スマ婚との契約を見直したい場合、最も気になるのがキャンセル料です。
「スマ婚を契約したものの、別の会場に変更したい」
「見積もりが想定より高くなり、キャンセルを考えている」
「契約したばかりでもキャンセル料はかかるの?」
先に結論をお伝えすると、スマ婚のキャンセル料は、すべての契約で同じ金額になるとは限りません。
契約したプラン、結婚式までの期間、手配済みのオプション、契約書に定められた条件などによって変わる可能性があります。
そのため、インターネット上に掲載された一般的なキャンセル料の表だけで、自分の支払額を判断することはできません。
この記事では、当サイトに掲載しているスマ婚を見送った新郎新婦の体験談と、スマ婚が公開している利用規約をもとに、解約前に確認する内容を解説します。
スマ婚全体の口コミやメリット・デメリットを確認したい方は、「スマ婚の口コミはやばい?メリット・デメリットや評判の真相を徹底解説」をご覧ください。
スマ婚の公式サイトには利用規約のページがあり、サービス利用者との個別契約を補完する目的の規約が公開されています。
公開されている規約では、解約について、主に次の内容が定められています。
・利用者の解約意思をスマ婚側が確認した時点で解約が成立する
・キャンセル料は個別の契約書に基づいて通知される
・通知を受けた後、定められた期限内に支払う
・オプションサービスには、各事業者が定めるキャンセル料が発生する場合がある
公開PDFでは、キャンセル料の具体的な金額を一律に示すのではなく、個別の契約書に基づいて算定するとされています。
したがって、
「契約から1週間以内なら無料」
「結婚式の半年前なら一律10万円」
などと断定することはできません。
正確な金額を知るには、自分たちが署名した契約書と最新の見積書を確認する必要があります。
利用したプランによって適用される契約書や規約が異なる可能性があります。
必ず、自分たちが契約時に受け取った書類を基準にしてください。
無料相談や見積もりを受けただけなのか、正式な契約書に署名したのかによって、状況は大きく異なります。
公開されている少人数挙式利用規約では、契約書に署名した時点で契約が成立するとされています。
ただし、実際の契約成立時期は、利用したプランと署名した書類によって確認する必要があります。
まず、手元に次の書類がないか確認してください。
・申込書
・契約書
・利用規約
・見積書
・会場申込書
・オプション申込書
・申込金の領収書
・電子契約の控え
「仮予約だと思っていた」という場合でも、署名した書類上は正式契約になっている可能性があります。
書類の名称ではなく、契約成立に関する条項を確認してください。
私たちは結婚式を挙げるにあたり、スマ婚を検討した理由はただひとつ、安いという口コミが多かったからです。
そもそも新婦は結婚式にそれほど執着しておらず、式は挙げずに籍だけ入れても良いのでは、と思っていました。しかし、新郎側が会社の上司や同僚、親戚たちから「式はいつなのか?」「式はどうするんだ?」とよく聞かれたということもあり、やはり節目として皆さんにお披露目と報告を兼ねて、また決意表明として、挙式しようということになりました。
新婦が結婚式に消極的だった理由は、とにかくお金がかかるからです。
新婦は音楽を生業としているため、新居はどうしてもピアノが弾ける家である必要がありました。
それまでは実家暮らしだった新婦は、新郎が住んでいたアパートだとピアノが弾けないということで、新郎の独り暮らしの住まいに移り住むのではなく、新しい家を探すつもりでした。もちろん新郎もそれは承知しており、色々探した結果、楽器可物件を借りるよりも戸建てを買った方が経済的であり、将来的に資産になるということで、新築建売の戸建てを、ローンを組んで購入することになったのです。
家という高額の買い物をし、いくらローンだからといっても初期費用でかなりの出費があったため、結婚式の費用を捻出する余裕はありませんでした。
そこで、式を挙げるならばとにかく費用を抑えたいということで、スマ婚に申し込みました。
スマ婚は、サロンに行き、そこでプランナーのカウンセリングを受けて希望を伝え、プランナーから紹介してもらった会場で予約をするという流れになります。
神前式か人前式かキリスト教式か、チャペルが良いのか、ゲストは何人ぐらい呼びたいか、希望の日取りはいつか、そして予算はいくらか、など、様々な条件を伝えると、プランナーがいくつか候補の会場を紹介してくれます。その際に、タブレットで会場の写真を見せてくれるのですが、その写真とデータとプランナーの説明だけで、予約するかどうするか決めなければならないのです。
式場を見てから決めることはできないのか確認してみましたが、「それだと他の人に押さえられてしまう可能性が…」ということでした。また、「後から会場は変更できます」とのことだったので、私たちはひとまずプランナーに紹介された会場で予約しました。
その後、会場の見学に行く際に、新婦たっての希望で当日の料理を試食させてもらうことになりました。本来、式場の食事はスマ婚のサービスには含まれないのですが、料金を支払えば別のカップルの挙式中に同じメニューを試食できるということで、その日に合わせて会場見学に行きました。
そして、会場を案内してもらい、お料理も試食させてもらったのですが…
正直、イメージしていたものとはかなり違いました。
会場は想像よりもシンプルで、よく言えばアーバンな雰囲気だったのですが、悪く言えばちょっと無機質かな、という印象でした。
食事は、味はとても良かったのですが、結婚式のフルコースとしてはちょっと物足りなかったです。新婦が完食してもまだお腹に余裕があるくらいで、新郎は完全に物足りない様子でした。
試食して料理のグレードアップの相談をしたところ、提示された見積もり額が跳ね上がっていることに大変驚きました。
当然といえば当然なのですが、最初の食事が1人あたり12,000円ぐらいで試算されていたのですが、「せめてこのくらいは…」という料理は1人あたり17,000円だったので、単純に1人5,000円の値上がりとなりました。私たちは約80人のゲストを招待する予定だったので、料理のグレードアップだけで40万円の値上がりとなったのです。
また、ドリンクについても、本当に最低限のフリードリンクだけだったので、もう少し酒類を増やしたいと希望したところ、1人あたりの値段が1,500円上がりました。
80人だと12万円です。
料理とドリンクのグレードアップで52万円の値上がりで、最初の見積もりで持ち出し金が30万ぐらいになる予定だった私たちにとってみては大誤算でした。
また、不安だったのが当日お世話になる会場のスタッフとの打ち合わせがほとんど無いという点でした。
スマ婚のプランナーとの打ち合わせ回数も多くなく、4回程度の打ち合わせだけで式当日を迎えるという流れを説明され、「え?たったそれだけで本当に結婚式の準備ができるの?」と思いました。
スマ婚のプランナーが窓口になるとはいえ、やはり当日お世話になるスタッフとは密に連絡をとりあってやりとりしたいというのがホンネでした。
スマ婚の魅力のひとつに「持ち込み料がかからない」というものがあります。
これはつまり、ウェディングドレスや引出物、装花、ブーケ、席次表などを自分たちで手配することで費用を浮かせられるということです。
しかし、私たちは仕事が忙しく、自分たちで持ち込みの手配や準備をする余裕がありませんでした。
業者に依頼すると、いくら格安で中間マージンをカットしているとはいえ、それなりの費用がかかってしまいます。また、安いものはそれなりのクオリティとなってしまうのも気になりました。
私たちが実際に結婚式を挙げた会場とスマ婚の見積もりの差は、大体同じくらいのグレードでそろえて、100万円ほどでした。
持ち出し金が、スマ婚だと100万円、実際挙式した式場だと200万円くらいでした。
料理だけでなく、ドレスや引き出物のグレードを上げることで、スマ婚も30万円の持ち出し金から100万円ほどに値上がりしてしまいましたが、実際に結婚式を挙げた会場で節約に節約を重ねた結果の持ち出し金が200万ほどだったので、やはりスマ婚の方が口コミ通り安いですね。
ただ、会場と直接契約したことにより、プランナーとの綿密な打ち合わせができて、安心して全てを委ねることができました。
最初に、契約書の次の項目を確認します。
・契約が成立した日
・キャンセルの申出方法
・キャンセル料の計算方法
・キャンセル日として扱われる日
・申込金の扱い
・日程変更の条件
・オプションの解約条件
・すでに発注済みの商品
インターネットに掲載された規約ではなく、契約時に受け取った書類を確認してください。
解約を検討していることを伝え、現時点でキャンセルした場合の金額を、書面やメールで出してもらいましょう。
確認する内容は次の通りです。
・キャンセル料の総額
・計算の基準となる見積金額
・適用した契約条項
・申込金が充当されるか
・すでに発生した実費
・オプションのキャンセル料
・支払期限
「キャンセル料は○万円です」という回答だけでは、計算根拠が分かりません。
何に対する費用なのか、内訳を確認してください。
完全に中止するのではなく、日程変更や延期が可能であれば、キャンセルより負担を抑えられる場合があります。
ただし、日程変更であっても、会場、衣装、外部業者などの費用が発生する可能性があります。
次の内容を比較してください。
・キャンセルした場合の費用
・日程変更した場合の費用
・変更できる期限
・変更可能な会場
・変更可能な日程
・キャンペーンや割引の扱い
「延期なら無料」と思い込まず、書面で確認する必要があります。
公開されている利用規約では、利用者の解約意思をスマ婚側が確認した時点で解約が成立するとされています。
電話で伝えるだけでなく、メールなど記録に残る方法でも連絡した方が安全です。
連絡内容には、次の情報を入れてください。
・契約者氏名
・結婚式の予定日
・会場名
・契約番号
・解約を希望する旨
・連絡した日
・回答を希望する期限
「相談したい」ではなく、解約を決めている場合は、その意思を明確に伝えます。
次の資料は、問題が解決するまで保管してください。
・契約書
・見積書
・領収書
・メール
・メッセージ
・打ち合わせ記録
・担当者から渡された資料
・キャンセル料の計算書
電話で話した場合も、日時、担当者名、話した内容を記録しておきましょう。
キャンセル料を請求されたからといって、直ちに不当であるとは限りません。
結婚式の契約では、会場を確保したことによる機会損失、すでに行われた打ち合わせ、発注済みの商品、外部業者の解約料などが考慮されることがあります。消費者庁の検討資料でも、結婚式の解約料には、逸失利益や実費などを考慮する考え方が示されています。
一方で、契約書に記載されているから、どのようなキャンセル料でも有効になるとは限りません。
消費者契約法では、事業者に生じる平均的な損害を超える部分について、消費者契約の解約料条項が無効となる可能性があります。個別の契約に当てはまるかどうかは、契約内容や事実関係によって異なります。
次のような場合は、計算根拠を詳しく確認してください。
・契約直後なのに高額なキャンセル料を請求された
・契約時にキャンセル料の説明がなかった
・説明と契約書の内容が異なる
・キャンセル料の内訳を教えてもらえない
・見積金額が変更された後、最も高い見積額を基準にされた
・まだ発注していない商品の実費を請求された
国民生活センターも、契約前に、契約の成立時期、キャンセル料がいつからいくらかかるか、内訳は何かを確認するよう案内しています。
事業者との話し合いで解決できない場合は、消費者ホットライン「188」へ相談すると、最寄りの消費生活センターなどを案内してもらえます。
なお、具体的な返金義務や契約条項の有効性は、個別事情によって判断が変わります。
高額な請求や深刻な争いになっている場合は、弁護士や法テラスへの相談も検討してください。
できる限り、会場見学、料理の試食、アクセスの確認を行ってから契約しましょう。
契約後に希望との違いが分かっても、無料で変更できるとは限りません。
最も安いプランではなく、自分たちが実際に選びそうな内容で作成してもらいます。
料理、衣装、装花、写真、映像などを確認してください。
「半年前から」ではなく、
「○年○月○日に解約した場合はいくらか」
という形で確認しましょう。
日数の数え方や、解約日として扱われる日も確認する必要があります。
気に入った会場を提案されても、契約書と見積書を一度持ち帰りましょう。
特典の期限だけで決めると、後から希望との違いに気付く可能性があります。
担当者から、
「日程変更は無料です」
「この衣装もプラン内です」
「持ち込みできます」
などと説明された場合は、メールや契約書にも記載してもらいましょう。
後から認識の違いが生じるのを防げます。
契約したプランと契約書の内容によります。
契約直後であっても、正式な契約が成立していればキャンセル料が発生する可能性があります。
ただし、具体的な金額や条項の有効性は個別に確認する必要があります。
解約の申出方法は契約書を確認してください。
電話で連絡した場合も、解約日や意思表示を明確にするため、メールなど記録に残る方法で再度連絡することをおすすめします。
申込金が返金されるか、キャンセル料に充当されるかは契約内容によります。
申込金という名称だけで判断せず、契約書の返金条件を確認してください。
ただ、返金されないことの方が多いと思います。
公開規約では、オプションサービスの解約について、各サービス事業者が定めるキャンセル料が発生する場合があるとされています。
衣装、写真、映像、司会などで条件が異なる可能性があるため、商品ごとに確認してください。
結婚式場や店舗で自ら申し込んだ契約は、一般的な訪問販売などとは異なり、当然にクーリング・オフできるとは限りません。
ただし、勧誘方法や契約状況によっては、消費者契約法など別の検討が必要になる可能性があります。
契約書を持って消費生活センターや弁護士へ相談してください。
スマ婚のキャンセル料は、一律の金額ではなく、契約内容や解約時期によって異なる可能性があります。
まず確認するのは、インターネット上の一般的な情報ではなく、自分たちが署名した契約書です。
解約を考えたら、次の順序で進めてください。
1.契約書と利用規約を確認する
2.現時点のキャンセル料を書面で出してもらう
3.料金の計算根拠と内訳を確認する
4.キャンセルと日程変更を比較する
5.解約意思を記録に残る方法で伝える
6.契約書やメールを保管する
会場や料理を確認しないまま契約したり、最低価格の見積もりだけで判断したりすると、契約後にミスマッチが発生しやすくなります。
スマ婚に限らず、結婚式の契約はその場で即決せず、会場、見積もり、キャンセル条件まで確認した上で申し込みましょう。